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2008年11月21日

無痛分娩という出産法

無痛分娩という出産法があります。
欧米では、主流となっている出産法なのですが、日本ではあまり普及されていません。
そこで、無痛分娩についてまとめてみました。
このような出産もあることを、知っておいてください。


無痛分娩というのは、出産する際の痛みを取り除く出産方法です。
具体的に言うと、麻酔を使って痛みをなくし、出産をスムーズに進める出産方法です。

日本では、無痛分娩はあまり普及していませんが、欧米においては、主流の出産方法となっています。
何故日本では、欧米ほど無痛分娩が奨励されないのでしょうか?
それは日本人独特の美学や精神論によるところが大きい、と言えるのではないでしょうか。

日本では、無痛分娩を行っていない産婦人科が多数存在するように、自然分娩が一般的です。
これは昔から日本では、
「出産時の痛みを乗り越えてこそ、一人前の女性である」だとか
「出産の痛みを経験した女性が、真に母として強くなる」
という精神論が、根強く残っているためです。

しかし出産の際、母体に痛みによる過度のストレスがかかりすぎると、赤ちゃんにも大きなストレスがかかり、最悪の場合には、生命の危機にかかわってしまうことがあるのです。
と言うのは、出産時に母体に痛みによるストレスがかかりすぎると、パニックになってしまい、過呼吸を誘発することがあります。

過呼吸になってしまうと、赤ちゃんに十分な酸素が行き渡らなくなります。
結果として低酸素血症や、場合によっては仮死状態で生まれてくることも考えられ、障害が残ってしまうこともあります。

日本独特の精神論も、いいことばかりではないのです。
無痛分娩では、麻酔を使用するわけなのですが、日本でも欧米でも、現在最も多く使われている麻酔方法は、硬膜外麻酔法と呼ばれている方法です。

これは、背中からチューブを入れて、硬膜外腔という箇所に麻酔を打ちやりかたです。
意識がはっきりしているので、産んでいるという感覚はちゃんとあります。

勘違いされやすいのですが、無痛分娩は、全く痛みがない出産と言う訳ではなありません。
麻酔で痛みは軽減されますが、出産の感覚はちゃんとあります。

つまり出産時に、「いきむ」こともできるのです。
ただし、麻酔医の協力が不可欠ですので、無痛分娩は日中に計画出産として行われることが多くなっています。
posted by delivery at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 産み分け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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